Mid-market Argos Index® for the third quarter of 2025

The mid-market Argos Index® for the third quarter of 2025 – published by Argos, the independent European investment fund, and Epsilon Research, the online platform for the management of unlisted M&A transactions – is now available. Launched in 2006, this index tracks the valuations of unlisted eurozone SMEs in which a majority stake has been acquired during the last six months.
Argos Index® 3rd Quarter 2025
Download the Argos Index® Share Main Conclusions 1. The Argos Index® continues its downward trend to 8.7x EBITDA, at its lowest level since 2017. 2. The Argos Index® is pulled down by both strategic buyers and investment funds. 3. The share of deals priced below 7.0x EBITDA rose to 28%, while those above 15x fell […]
Argos Index® 2025年第3四半期
Download the Argos Index® を共有する 主な結論 1. Argos Index®は下落傾向を継続し、2017年以来最低水準の8.7x EBITDAに。 2. ストラテジックバイヤーと投資ファンドの両方がArgos Index®の下落要因 となっている。 3. EBITDAマルチプルが7倍未満の取引の割合が28%に増加した一方で、15 倍超の取引の割合は過去最低の7%まで減少し、価格に対する継続的な下 落圧力を浮き彫りにしている。 4. ミッドマーケットのM&A活動の回復は限定的である。 Argos Index®は下落傾向を継続し、2017年以来最低水 準の8.7x EBITDAに Argos Index®は2025年第3四半期に5.4%下落し、2017年第1四半期以来最低水準の8.7x EBITDAとなった。企業価値評価はミッドマーケットの全セグメントで低下したが、ローワーセグメントでの下げ幅が最も大きかった(-10%)。価格が7.0x EBITDAを下回る取引の割合が28%まで増加した一方で、15倍を超える取引は過去最低の7%まで減少し、価格に対する根強い下落圧力が浮き彫りになっている。 2025年初めに米国の関税ショックにより一時期中断したものの、2024年以降M&A活動は徐々に増加しているにもかかわらず、この下落傾向は継続している。予想を下回るインフレ率、好調な企業収益、そしてAIが成長および企業価値評価に及ぼす影響に関する楽観的な見方に支えられ、予測されていた景況悪化が具体化しなかったことから、M&A活動は回復を見せた。 欧州中央銀行(ECB)の預金金利引き下げにもかかわらず、長期金利の上昇(1) による価格設定への圧力は継続している。タームプレミアムの上昇には、成長の持続可能性、トランプ政策の長期的な影響、継続する地政学的緊張に対する懸念に加え、予想される発行額の増加(特にドイツ)やフランスにおける政治的/財政的懸念が反映されている。ユーロ圏の銀行が第3四半期に企業信用基準を厳しくしたことから(2)、利用可能なレバレッジが制限され(3)、買い手の提案能力が低下しているが、ドイツの金融機関は経済見通しおよび関税に関する不安からその先頭に立っている。 投資ファンドの買収マルチプル(9.0x EBITDA)、ストラテジックバイヤーのマルチプル(7.7x)共に、第3四半期に下落を見せた。当四半期にはプライベートエクイティのイグジットが12.5%増加する中、ファンドをはじめとする売り手は期待価格を徐々に調整しており、ビッド・アスク・スプレッドは縮小している。Argos Index®の下落はこのような価格調整プロセスを反映しており、このプロセスはM&A活動の回復の追い風となっている。 (1) ECBの計算によるEU10年債利回りは、第3四半期に14ベーシスポイント増加(3.01%から3.15%へ)し、2025年1月1日以降41ベーシスポイント増加した。 (2) 出所:ECB四半期調査。 (3) レバレッジ取引に関する銀行に向けたECBガイダンス(2017年)では、高レバレッジ取引に係る銀行ファイナンスコストを引き上げている(債務総額/EBITDA>6倍)。ECBの2024年度SREP(監督上のレビューと評価プロセス)決定(2024年12月)においては、過度のレバレッジのリスクによる追加資本を課される銀行の数が2倍以上に増加した。 Argos Index®ミッドマーケット EV/EBITDA倍率中央値の6カ月移動平均値 出所: Argos Index©ミッドマーケット / Epsilon Research ストラテジックバイヤーと投資ファンドの両方がArgos Index®の下落要因に 投資ファンドの買収マルチプルは、第3四半期に10%低下して9.0x EBITDAとなり、長期的平均値である8.8倍に近づいた。資金調達が減少(1)する一方で、リミテッド・パートナー(LP)が分配を強く求めていることから、スポンサーは「いかなる手段を用いても勝つ」ことよりも下方リスクを保護したリターンを優先し、その結果としてより厳しい価値評価につながった。ビッド・アスク・スプレッドが縮小する中、プライベートエクイティのイグジットは2025年第1~3四半期で12.5%増加し、投資ファンドは既存ポートフォリオ資産を現金化している。ミッドマーケットのLBO活動は広範なM&A市場の傾向に倣い、全取引数に占めるシェアは依然として15%の低水準にとどまった。 ストラテジックバイヤーの買収マルチプルは低下を続け、第3四半期には7.7x EBITDA(長期的平均値を12%下回る)に達した。大企業は低マルチプルで機会主義的な買収を追求し、EBITDAマルチプルが7倍を下回る取引の割合は記録的な高水準に達した。同時に、2025年初め以降の公開株式市場の成長(2)は、特にAIおよびデジタル変革に適応するセクターにおいて、高プレミアムの戦略的買収を後押しした。 […]